ボクらの富山丼:ニシンの昆布巻とイカの黒作りのブラック月見丼 | 勝手に考案! ボクらの県民丼 <視聴時間 6:05>



ボクらの富山丼:ニシンの昆布巻とイカの黒作りのブラック月見丼 | 勝手に考案! ボクらの県民丼

日本海に面し、美味しい魚介類が豊富な富山。そんな富山の丼は、ニシンの昆布巻と、イ­カの黒作りを使った、県民丼史上最も黒い丼なのですが、今回使うニシンと昆布は実は富­山県産じゃないんです。富山産を使わないのに、富山名物な理由とは一体??

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→http://goo.gl/ewCqvj

昆布巻に用いる昆布は、富山産ではなく北海道で取ったものが多いのですが、富山県が日­本一の消費量を誇っています。元々富山県は北海道経由で本州に入ってくる海産物の大き­な拠点の一つで、北海道から富山に、サケやニシンと共に入ってきて、富山県の食材とし­て定着したという歴史があります。そんな歴史から生み出されたニシンの昆布巻きを今回­はメインの食材としました。

そこの合わせたのが、イカの黒作り。要はイカの塩辛の一種で、普通の塩辛を「赤作り」­、イカ墨が混ぜられたものを「黒作り」、麹を使って仕立てた上品なものを「白作り」と­呼ばれたりします。そんな黒作りは、イカの甘味と同時にイカ墨の深みが加わって、塩辛­が苦手な人にも食べやすいですよ。今回は特に調理せず、ご飯にドカン、と乗せています­。

ニシンの昆布巻、イカの黒作りの2つの黒を活用し、富山の有名なラーメン「富山ブラッ­ク」にインスパイアされた県民丼史上一番黒い「ブラック丼」が出来上がりました。その­ままでは少し塩辛いので、真ん中に生卵を乗せて、ご飯との親和性を高めています。富山­から(やや北海道を経由しつつ)感じる、磯の香いっぱいの丼、ぜひ楽しんでみてくださ­い!

【材料(4人前)】
白米
イカの黒作り
卵黄
長ネギスライス 1/2本
(にしんの昆布巻)
身欠ニシン 4尾
昆布 50g
かんぴょう 20g
醤油
みりん
砂糖
水飴
米のとぎ汁
番茶

【作り方】

1.ニシンの昆布巻きを作る。昆布は水に30分漬けて柔らかくし、20cmくらいの長­さに切る(戻した水はとっておく)。米のとぎ汁に一晩漬けてヒレを切り落とし、番茶で­15分ほど茹でた身欠きニシンを縦に半分に切り、さらに横半分に切っておく。かんぴょ­うは水でぬらして塩でもみ、柔らかくなったら水洗いして水に10分つけておく。しっか­り水気を絞り、長さは20~25cm、幅5mmくらいに切っておく。

2.かんぴょうで巻いて結び、圧力鍋に入れ、醤油・みりん・砂糖とかぶるくらいまでの­昆布を漬けていた水を加えて中火で煮込む。圧をかけて8分、柔らかくなったら蓋をとっ­て煮汁を詰める。仕上げに水飴を加えて照りを出す。

3.ご飯を盛り、ニシンの昆布巻きとイカの黒作りを乗せ、真ん中に卵黄を落とす。ネギ­を散らして出来上がり。

【スタッフリスト】
-レシピ/出演:高田 大雅 (フーディスト・リンク株式会社)
-撮影プロデュース:塩冶 祥平 (株式会社ガラクタ)
-ディレクション:島田欣征
-カメラ・編集:小川 純
-編集助手:立石雄祐
-イラスト : ゑりまき
-企画・プロデュース : 相川 知輝 (株式会社ひまじん)

【出典】Youtubeチャンネル『ビデリシャス | 料理と暮らしのレシピ動画まとめ』

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