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- 誰でもキレイにできるお重詰め(市松詰め)のコツ | はじめてのおせち <視聴時間 2:09>
誰でもキレイにできるお重詰め(市松詰め)のコツ | はじめてのおせち <視聴時間 2:09>
誰でもキレイにできるお重詰め(市松詰め)のコツ | はじめてのおせち
【はじめてのおせち SUPPORTED BY お正月ニッポンプロジェクト|紀文食品】
一年の幸せをもたらすために、元旦に各家庭におりてくる年神様。お正月は、そんな年神様をお迎えして祝う大切な行事です。そしておせち料理は、年神様にお供えする特別なお料理。今回は、漆器の重箱を使って「市松詰め」のコツをご紹介します。
▼ポイント1:奇数の料理を盛り込む
お重詰めの決まりごとは、奇数の料理を盛り込むということ。陰陽思想では奇数は陽の数であり縁起のいい数字のが理由です。▼ポイント2:詰める順番
お重詰めをする時は、まず最初にお重の正面を決めます。そして奥にかまぼこや伊達巻など形があるものを詰め、手前に向かって順番に詰めていきます。この時、必ずしも四隅を空けずにギッチリ詰めなくても問題ありません。
縦と横のラインを重箱の辺に平行に詰めると見栄えが良くなります。それぞれの料理の間は、葉らんを使って仕切りをすると、引き締まった印象になり、味移りも妨げます。▼ポイント3:祝肴の謂れ・詰め方のヒント
【紅白かまぼこ】
かまぼこは日の出の象徴です。紅はめでたさと喜び、白は神聖を意味します。かまぼこは1cmの厚さに切り、紅白が互い違いにして市松模様に揃えます。この時右上に紅が来るように詰めます。【伊達巻】
昔の人は、大切な文書は巻物に装丁し、家宝にしました。伊達巻は、そんな巻物に似ていることから、文化発展を願う縁起物として考えられています。詰める時は、少しずつズラして詰めると、黄色い断面が見えて見栄えもキレイです。【黒豆】
「まめまめしく」暮らせるようにと、健康長寿の願いが込められています。柚子の身をくりぬいて器にしたもの詰めています。この時、柚子の底を少し切っておくと器がガタガタしなくなります。【昆布巻】
「よろこぶ」にかけて、祝膳に欠かせない昆布。健康長寿の願いが込められています。詰める際は、結び目が必ず上に来るように盛り付けます。【栗きんとん】
黄金に輝く財宝に見立てて、豊かな一年であるように願いが込められています。また栗は「勝ち栗」として昔から縁起物とされる食材です。葉らんや笹に包んで詰めることで、重箱がべたべたしなくなります。【たたきごぼう】
ごぼうは細く長く根をはることから、健康長寿の願いが込められています。たたきごぼうは、軟らかく煮たごぼうを叩き、身を開いて、開運の縁起をかついだもの。「難を転じる」の語呂合わせで、おめでたい飾り葉として使われる南天の葉をあしらうと彩りもキレイになります。【なます】
お祝いの水引きを形作ったもので、「水引きなます」ともいわれます。生の魚介と大根、にんじんと酢で作ったことから、なますの名がつけられました。今は生の魚介の代わりに、干柿や昆布、ゆずの千切りも用いられます。【数の子】
にしんの卵である数の子は、卵の数が多いことから子孫繁栄を意味します。【田作り】
昔、小魚を田畑の肥料として撒いたことから「田作り」という名前が付けられ、豊作を祈って食べます。お重詰めする時は、必ず頭を左側にして詰めます。ちなみに海老を詰める時も、頭は左にします。【祝箸】
お正月に用意する祝い箸。「家内喜(やなぎ)」という字も当てられる柳で作られたお箸で、両端が細くなっているのは、片方は人、もう一方は年神様が使うとされているからです。春一番に芽を出す柳の白木は、邪気を祓う神聖なものと言われています。【出典】Youtubeチャンネル『ビデリシャス | 料理と暮らしのレシピ動画メディア』